bookmarks.onMoved

ブックマークやフォルダーが、異なる親フォルダーやフォルダー内の別の場所へ移された際に発火します。

構文

js
browser.bookmarks.onMoved.addListener(function(
  id,      // 文字列
  moveInfo // オブジェクト
) {...})
browser.bookmarks.onMoved.removeListener(listener)
browser.bookmarks.onMoved.hasListener(listener)

このイベントには 3 つのメソッドが用意されています。

addListener(callback)

イベントリスナを追加します。

removeListener(listener)

イベントリスナを削除します。引数 listener には削除したいリスナを指定します。

hasListener(listener)

listener がイベントリスナとして登録されているか確認します。登録されていれば true を、それ以外の場合は false を返します。

addListener の構文

引数

callback

イベントが発火した際に呼び出される関数を指定します。この関数には以下の引数が渡ります。

id

移動した要素の ID を表す string です。

moveInfo

移動に関する詳細を含んだ object です。

付随するオブジェクト

moveInfo

parentId

新しい親フォルダーを表す string

index

この要素が親から見て何番目にあるかを表す整数

oldParentId

移動前の親フォルダーを表す string

oldIndex

移動前において、この要素が親から見て何番目にあったかを表す整数

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

js
function handleMoved(id, moveInfo) {
  console.log("Item: " + id + " moved");
  console.log("Old index: " + moveInfo.oldIndex);
  console.log("New index: " + moveInfo.index);
  console.log("Old folder: " + moveInfo.oldParentId);
  console.log("New folder: " + moveInfo.parentId);
}

function handleClick() {
  chrome.bookmarks.onMoved.addListener(handleMoved);
}

chrome.browserAction.onClicked.addListener(handleClick);

メモ: この API は Chromium の chrome.bookmarks API に基づいています。また、このドキュメントは bookmarks.json における Chromium のコードから作成されています。Microsoft Edge compatibility の実装状況は Microsoft Corporation から提供されたものであり、ここでは Creative Commons Attribution 3.0 United States License に従います。