tabs.create()

createProperties

新しいタブについてのプロパティを与えるオブジェクト。これらのプロパティについて詳しくはtabs.Tabを参照してください。

active省略可

タブをアクティブにするかどうかを真理値で指定します。ウィンドウがフォーカスされているかには影響されません(windows.update (en-US)も参照)。デフォルト値はtrue.

cookieStoreId 省略可

文字列 。タブの cookie store ID がcookieStoreIdのタブを作るときに使用します。このオプションは拡張機能が"cookies" permissionを持つときのみ使用できます。

index省略可

整数値。ウィンドウ中のタブの位置を指定します。数値はゼロからウィンドウ内のタブの数までです。

openerTabId省略可

整数値。開くタブの ID を指定します。指定した場合、開く側のタブは新しいタブと同じウィンドウにある必要があります。

openInReaderMode省略可

真理値。もしtrueであればリーダーモードで開かれます。 デフォルトはfalse。

pinned省略可

真理値。タブをピン留めするかを指定します。デフォルトはfalse。

selected省略可

真理値。ウィンドウ内で選択されるかどうかを指定します。デフォルトはtrue。

警告: このプロパティは非推奨です。Firefox ではサポートされません。代わりにactiveを使用してください。

url省略可

文字列。はじめに開く URL を指定します。デフォルトは新しいタブ。 スキームを含む完全な URL を指定します。(例えば 'www.google.com' → 'http://www.google.com'). セキュリティの観点から Firefox では特権 URL は使用できません。

• chrome: URL
• javascript: URL
• data: URL
• file: URL(ファイルシステム上のファイルなど。拡張機能内にパッケージ化されたファイルは指定できます。下部を参照してください)
• 特権 about: URL (例、 about:config, about:addons, about:debugging)。ただし非特権 URL (about:blank) は使用できます。
• 新しいタブ (about:newtab) は URL を指定しなければ開かれます。

拡張機能内のファイルをロードするためには manifest.json ファイルからの絶対パスで指定します。（例: '/path/to/my-page.html'）。もし'/'を省略すると相対パスとして解釈されます。またブラウザーによっては、また異なった絶対パスとして解釈されます。

windowId省略可

整数値。新しくタブを作るウィンドウを指定します。デフォルトは現在開いているウィンドウ。

新しく作ったタブに関するtabs.Tabオブジェクトを引数に持つPromiseが返されます。URL が特権 URL であるなどして、タブが作られなかった場合は promise はエラーメッセージとともに reject されます。

"https://example.org" を新しいタブで開きます

function onCreated(tab) {
  console.log(`Created new tab: ${tab.id}`);
}

function onError(error) {
  console.log(`Error: ${error}`);
}

browser.browserAction.onClicked.addListener(function () {
  var creating = browser.tabs.create({
    url: "https://example.org",
  });
  creating.then(onCreated, onError);
});

• commands
• contextual-identities
• find-across-tabs
• firefox-code-search
• open-my-page-button
• permissions
• store-collected-images
• tabs-tabs-tabs