HTMLElement: offsetHeight プロパティ

HTMLElement.offsetHeight は読み取り専用プロパティで、垂直パディングや境界線を含む要素の高さを整数として返します。

通常、offsetHeight は、境界線、パディング、水平スクロールバー(レンダリングされている場合)を含む、要素の CSS における高さのピクセル単位の計測値です。 ::before::after などの擬似要素の高さは含まれません。 文書の body オブジェクトの場合、計測値には、要素の CSS における高さではなく、線形コンテンツの高さの合計が含まれます。 他の線形コンテンツの下に広がる浮動要素は無視されます。

(例えば、要素またはその祖先のいずれかで style.display"none" に設定することにより)要素が非表示の場合は、0 が返されます。

メモ: このプロパティは、値を整数に丸めます。 小数値が必要な場合は、element.getBoundingClientRect() を使用してください。

数値です。

大きなパディング、境界、マージンを持つ要素の例です。offsetHeightは、パディングと境界を記載し、マージンを除いた要素のレイアウト高さです。

上のサンプル画像は、スクロールバーにより、ウィンドウに収まる場合の offsetHeight を示しています。 ただし、スクロールできない要素には、目に見えるコンテンツよりもはるかに大きな offsetHeight 値が含まれる場合があります。 これらの要素は通常、スクロール可能な要素内に含まれています。 その結果、これらの非スクロール要素は、スクロール可能なコンテナの scrollTop の設定に応じて、完全にまたは部分的に非表示になる場合があります。

仕様書

Specification
CSSOM View Module
# dom-htmlelement-offsetheight

メモ

offsetHeight は、MSIE によって最初に導入された DHTML オブジェクトモデルのプロパティです。 要素の物理的/グラフィカルな寸法、または要素の境界ボックスの高さ (border-box height) と呼ばれることもあります。

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報