HTMLImageElement: height プロパティ

heightHTMLImageElement インターフェイスのプロパティで、画像が画面やプリンターなどの視覚媒体に描画または表示される場合は CSS ピクセルで、それ以外は画像のピクセル密度補正後の高さを表します。

画像の高さを表す整数値です。高さがどのように定義されるかは、画像が視覚的媒体にレンダリングされるかどうかに依存します。

  • 画像が画面やプリンターなどの視覚媒体にレンダリングされる場合、高さは CSS ピクセルで表現されます。
  • それ以外の場合、画像の高さは、 naturalHeight で示される表示密度用に調整された自然の(固有の)高さで表わされます。

この例では、 srcset 属性を使って、時計の画像に 2 種類の大きさの画像を用意しています。ひとつは幅 200px、もうひとつは幅 400px です。さらに、 sizes 属性は、ビューポートの幅を考慮して画像を描画する幅を指定するために提供されています。

HTML

具体的には、幅 400px までのビューポートでは、 200px の幅で描画されます。 それ以外の場合は、 300px で描画されます。

html
<p>画像の高さ: <span class="size">?</span>px (リサイズで更新)</p>
<img
  src="/en-US/docs/Web/HTML/Element/img/clock-demo-200px.png"
  alt="Clock"
  srcset="
    /en-US/docs/Web/HTML/Element/img/clock-demo-200px.png 200w,
    /en-US/docs/Web/HTML/Element/img/clock-demo-400px.png 400w
  "
  sizes="(max-width: 400px) 200px, 300px" />

JavaScript

JavaScript のコードでは height を見て、現在描画されている幅から画像の高さを決定しています。

js
const clockImage = document.querySelector("img");
let output = document.querySelector(".size");

const updateHeight = (event) => {
  output.innerText = clockImage.height;
};

window.addEventListener("load", updateHeight);
window.addEventListener("resize", updateHeight);

結果

この例は独自のウィンドウで試してみるとわかりやすいかもしれません。

仕様書

Specification
HTML Standard
# dom-img-height-dev

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser