MediaTrackSupportedConstraints.noiseSuppression

MediaTrackSupportedConstraints 辞書の noiseSuppression プロパティは読み取り専用の論理値で、 MediaDevices.getSupportedConstraints() が返すオブジェクトに存在（true に設定）するならば、ユーザーエージェントが noiseSuppression 制約に対応しています。制約に対応していない場合、リストには含まれなくなりますので、この値が false になることはありません。

対応している制約の辞書は navigator.mediaDevices.getSupportedConstraints() を呼び出すことで取得できます。

noiseSuppression 制約は、ブラウザーがメディアトラックのゲイン（音量）を自動的に制御する機能を提供しているかどうかを示します。これは明らかに、個々の機器が同様に自動ゲインコントロールに対応しているかどうかに依存しています。

値

ユーザーエージェントが noiseSuppression 制約に対応している（すなわち、音声トラックのノイズ抑制に対応している）場合、このプロパティが辞書に現れます（値は常に trueです）。このプロパティがない場合は、対応している制約の辞書から欠落しており、その値を見ようとすると undefined が返されます。

例

この例では、ブラウザーが noiseSuppression 制約に対応しているかどうかを表示します。

js
let result = document.getElementById("result");

if (navigator.mediaDevices.getSupportedConstraints().noiseSuppression) {
  result.textContent = "Supported!";
} else {
  result.textContent = "Not supported!";
}

結果

仕様書

Specification
Media Capture and Streams
# dom-mediatracksupportedconstraints-noisesuppression

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報