Window: load イベント

load イベントは、ページ全体が、スタイルシートや画像などのすべての依存するリソースを含めて読み込まれたときに発生します。 これは DOMContentLoaded が、ページの DOM の読み込みが完了すれば、リソースの読み込みが完了するのを待たずに発生するのと対照的です。

このイベントはキャンセル不可で、バブリングしません。

メモ: たとえ bubblestrue に初期化されていても、 load という名前のイベントはすべて window に伝搬しません。 window 上で load イベントを捕捉するには、 load イベントを直接 window に配信する必要があります。

メモ: メイン文書が読み込まれたときに配信される load イベントは window に配信されますが、 2 つのプロパティが変更されています。 targetdocument であり、pathundefined です。これら 2 つのプロパティは過去との互換性のために変更されています。

構文

このイベント名を addEventListener() 等のメソッドで使用するか、イベントハンドラープロパティを設定するかしてください。

js
addEventListener("load", (event) => {});

onload = (event) => {};

イベント型

一般的な Event です。

ページが完全に読み込まれたときに、メッセージを記録します。

js
window.addEventListener("load", (event) => {
  console.log("ページが完全に読み込まれました");
});

同じですが、 onload イベントハンドラープロパティの場合です。

js
window.onload = (event) => {
  console.log("page is fully loaded");
};

ライブデモ

HTML

html
<div class="controls">
  <button id="reload" type="button">Reload</button>
</div>

<div class="event-log">
  <label for="eventLog">Event log:</label>
  <textarea
    readonly
    class="event-log-contents"
    rows="8"
    cols="30"
    id="eventLog"></textarea>
</div>

JavaScript

js
const log = document.querySelector(".event-log-contents");
const reload = document.querySelector("#reload");

reload.addEventListener("click", () => {
  log.textContent = "";
  setTimeout(() => {
    window.location.reload(true);
  }, 200);
});

window.addEventListener("load", (event) => {
  log.textContent += "load\n";
});

document.addEventListener("readystatechange", (event) => {
  log.textContent += `readystate: ${document.readyState}\n`;
});

document.addEventListener("DOMContentLoaded", (event) => {
  log.textContent += `DOMContentLoaded\n`;
});

結果

仕様書

Specification
UI Events
# event-type-load
HTML Standard
# delay-the-load-event

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報