非標準
この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。
-moz-stack-sizing
は拡張された CSS プロパティです。通常、<xul:stack>
はすべての子要素が完全に表示できるように自身のサイズを変更します。例えば、スタックの子要素を右側に離すように移動するとスタックは幅を広げ、子要素は表示され続けます。
/* キーワード値 */
-moz-stack-sizing: auto;
-moz-stack-sizing: ignore;
/* グローバル値 */
-moz-stack-sizing: inherit;
-moz-stack-sizing: initial;
-moz-stack-sizing: unset;
スタックが子要素を収容しようと自動的にリサイズをしないようにするには、子要素の-moz-stack-sizing
に無視する (ignore)
を設定します。プロパティはスタック自身でなく、スタックの子要素に設定します。これにより特定の子要素を他の要素と区別して無視できます。
メモ: Gecko の以前のバージョンではスタック要素に非常に大きい負の下と右のマージンを、サイズを無視したくない子要素に同じように非常に大きな下と右のマージンを設定することで問題を回避することができました。(この問題はスタックの上や左に移動する子要素には影響を与えません。)
初期値 | stretch-to-fit |
---|---|
適用対象 | すべての要素 |
継承 | あり |
計算値 | 指定値 |
アニメーションの種類 | 個別 |
構文
値
stretch-to-fit
- 子要素がスタックのサイズに影響する。
ignore
- スタックはサイズを計算する時に、この子要素を考慮しない。
形式文法
ignore | stretch-to-fit
例
.mainsheet {
-moz-stack-sizing: ignore;
}