Connection
一般ヘッダーは、現在のトランザクションが完了したあとも、ネットワーク接続を開いたままにするかどうかを制御します。もし送信された値が keep-alive
であった場合は、接続が維持されて閉じられなくなり、同一のサーバーに送るべき後続のリクエストで再利用されます。
標準のホップバイホップヘッダー (Keep-Alive
, Transfer-Encoding
, TE
, Connection
, Trailer
, Upgrade
, Proxy-Authorization
, Proxy-Authenticate
) に対しては別の用途でこのヘッダーが利用されます。この Connection
ヘッダーにはカンマ区切りで、これらのホップバイホップヘッダーの名前が設定されます。このヘッダーに列挙されたヘッダーは最初のプロキシーで消費されるべきもの、という指示になり、後続のサーバーには転送されなくなります。標準のホップバイホップヘッダーの名前をカンマ区切りのリストに入れることができます (ほとんどの場合では Keep-Alive
が設定されますが、これは必須ではありません)。
ヘッダー種別 | 一般ヘッダー |
---|---|
禁止ヘッダー名 | はい |
構文
Connection: keep-alive Connection: close
ディレクティブ
close
- クライアントあるいはサーバーが接続を閉じたい意思を表明します。これは HTTP/1.0 リクエストの既定の動作です。
- カンマ区切りの HTTP ヘッダーのリスト [通常は
keep-alive
のみ] - クライアント側が接続を維持したい意思があることを表明します。接続の維持は HTTP/1.1 のデフォルトの動作です。ヘッダー名のリストは、接続の間に挟まる、最初の非透過プロキシーやキャッシュが削除すべきヘッダー名です。これらのヘッダーは最終的な宛先ノードではなく、送信者と最初のエンティティ間の接続の定義に利用します。
ブラウザーの互換性
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