TypeError

TypeError オブジェクトは、演算が実行できなくなった時の新しいエラーを表します。特に値が期待された型ではなかった場合です (ただし、それに限りません)。

TypeError は以下のような場合に発生します。

  • 関数に渡されたオペランドや引数が、その演算子や関数で期待された型と互換性がなかった場合
  • 変更できない値を変更しようとした場合
  • 適切ではない方法で値を使用しようとした場合

コンストラクター

TypeError()
新しい TypeError オブジェクトを生成します。

インスタンスプロパティ

TypeError.prototype.message
エラーメッセージです。 ECMA-262 において TypeError は自身の message プロパティを提供するべきとされていますが、 SpiderMonkey では Error.prototype.message を継承しています。
TypeError.prototype.name
エラー名です。 Error から継承しています。
TypeError.prototype.fileName
このエラーが発生したファイルのパスです。 Error から継承しています。
TypeError.prototype.lineNumber
このエラーが発生したファイル内の行番号です。 Error から継承しています。
TypeError.prototype.columnNumber
このエラーが発生した行内の桁番号です。 Error から継承しています。
TypeError.prototype.stack
スタックトレースです。 Error から継承しています。

TypeError のキャッチ

try {
  null.f()
} catch (e) {
  console.log(e instanceof TypeError)  // true
  console.log(e.message)               // "null has no properties"
  console.log(e.name)                  // "TypeError"
  console.log(e.fileName)              // "Scratchpad/1"
  console.log(e.lineNumber)            // 2
  console.log(e.columnNumber)          // 2
  console.log(e.stack)                 // "@Scratchpad/2:2:3\n"
}

TypeError の生成

try {
  throw new TypeError('Hello', "someFile.js", 10)
} catch (e) {
  console.log(e instanceof TypeError)  // true
  console.log(e.message)               // "Hello"
  console.log(e.name)                  // "TypeError"
  console.log(e.fileName)              // "someFile.js"
  console.log(e.lineNumber)            // 10
  console.log(e.columnNumber)          // 0
  console.log(e.stack)                 // "@Scratchpad/2:2:9\n"
}

仕様書

仕様書
ECMAScript (ECMA-262)
TypeError の定義

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報