VRDisplay.depthNear

非推奨: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。

depthNearVRDisplay インターフェイスのプロパティで、 eye view frustum (ビューフラスタム;つまりシーンの可視領域の境界) の near 平面を定義している z-depth の取得と設定を行います。

メモ: このプロパティは、古い WebVR API の一部でした。 WebXR Device APIに置き換えられました。

一般的には、この値をそのままにしておきますが、遅いコンピューターでパフォーマンスを向上させようとしている場合や、ニアバウンダリーをより遠くに作ることで UI が意味をなす場合などは、この値を大きくするとよいでしょう。

double 値で z-depth をメートル単位で表します。初期値は 0.01 です。

js
var vrDisplay;

navigator.getVRDisplays().then(function (displays) {
  vrDisplay = displays[0];
  vrDisplay.depthNear = 1.0;
  vrDisplay.depthFar = 7500.0;
});

仕様書

このインターフェイスは、古い WebVR API の一部でしたが、 WebXR Device API に置き換えられました。標準化される予定はありません。

すべてのブラウザーが新しい WebXR API を実装するまで、すべてのブラウザーで動作する WebXR アプリケーションを開発するには、A-FrameBabylon.jsThree.js などのフレームワークを利用したり、ポリフィルを利用したりすると良いでしょう [1]

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報