WakeLock.request()

安全なコンテキスト用: この機能は一部またはすべての対応しているブラウザーにおいて、安全なコンテキスト (HTTPS) でのみ利用できます。

request()WakeLock インターフェイスのメソッドで、画面を暗くしたりロックしたりすることを制御することができる WakeLockSentinel で解決するプロミス (Promise) を返します。

構文

js
var wakeLock = navigator.wakeLock.request(type);

引数

type

オプションは次の通りです。

  • 'screen': 画面の起動ロックを要求します。端末の画面が暗くなったりロックされたりすることを防ぎます。

返値

WakeLockSentinel オブジェクトで解決する Promise を返します。

例外

NotAllowedError

起動ロックが利用できないときに発生します。原因は以下のようなものです。

  • 文書が screen-wake-lock ポリシーにより、画面起動ロックを使用することができない。
  • 文書が完全にアクティブではない。
  • 文書が非表示になっている。
  • ユーザーエージェントがプラットフォームの起動ロックを取得できない。

以下の非同期関数は、 WakeLockSentinel オブジェクトを要求します。 request() メソッドはブラウザーが何らかの理由でリクエストを拒否した場合を想定して、 try...catch 文で囲まれています。

js
const requestWakeLock = async () => {
  try {
    const wakeLock = await navigator.wakeLock.request("screen");
  } catch (err) {
    // 起動ロックの要求に失敗 - 通常は、バッテリー低下などシステムに起因する。

    console.log(`${err.name}, ${err.message}`);
  }
};

requestWakeLock();

仕様書

Specification
Screen Wake Lock API
# the-request-method

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報