HTMLIFrameElement

HTMLIFrameElement インターフェイスは、(継承によって使用できる通常の HTMLElement インターフェイスのものに加えて)インラインフレーム要素を操作するための特別なプロパティを提供します。

EventTarget Node Element HTMLElement HTMLIFrameElement

インスタンスプロパティ

親である HTMLElement から継承したプロパティがあります。

HTMLIFrameElement.align 非推奨

文字列で、周囲のコンテキストに対するフレームの配置を指定します。

HTMLIFrameElement.allow

フレームがコンテンツを表示することを許可されているオリジンのリストです。この属性には selfsrc という値も指定でき、これらは iframe の src 属性で指定されたオリジンを表します。既定値は src です。

HTMLIFrameElement.allowfullscreen (en-US) Experimental

論理値で、インラインフレームを全画面モードにすることが期待されているかを示します。詳細は、全画面モードの使用を参照してください。

HTMLIFrameElement.allowPaymentRequest 非推奨 Non-standard

論理値で、決済リクエスト API をクロスオリジンの iframe 内で起動できるかどうかを示します。

HTMLIFrameElement.contentDocument 読取専用

インラインフレームの中にある閲覧コンテキストのアクティブな文書を Document で返します。

HTMLIFrameElement.contentWindow 読取専用

WindowProxy で、中にある閲覧コンテキストのウィンドウプロキシーを返します。

HTMLIFrameElement.credentialless Experimental

論理値で <iframe> が無信頼であることを示し、そのコンテンツは新しい、一時的なコンテキストで読み込まれることを意味します。このコンテキストは、親コンテキストの共有ストレージと資格情報にアクセスすることはできません。その代わり Cross-Origin-Embedder-Policy (COEP) 埋め込みルールが解除されるいため、COEP を設定した文書でもそうでないサードパーティ文書を埋め込むことができます。より詳しい説明は、無信頼の iframe を参照してください。

HTMLIFrameElement.csp

埋め込み文書が自分自身に適用することに同意しなければならないコンテンツセキュリティポリシーを指定します。

HTMLIFrameElement.frameBorder 非推奨

文字列で、フレーム間に境界線を生成するかどうかを示します。

HTMLIFrameElement.height (en-US)

文字列で HTML 属性の height を反映し、フレームの高さを表します。

HTMLIFrameElement.longDesc 非推奨

フレームの長い説明文の URI をが入った文字列です。

HTMLIFrameElement.marginHeight 非推奨

フレームのマージンの高さである文字列です。

HTMLIFrameElement.marginWidth 非推奨

フレームのマージンの幅である文字列です。

HTMLIFrameElement.name (en-US)

文字列で HTML 属性の name を反映し、フレームを参照するための名前を表します。

HTMLIFrameElement.featurePolicy 読取専用 Experimental

FeaturePolicy (en-US) インターフェイスを返します。これは、特定の文書に適用される権限ポリシーを簡単にイントロスペクトするための API を提供します。

HTMLIFrameElement.referrerPolicy

文字列で、 HTML の referrerPolicy 属性を反映し、リンク先のリソースを取得する際にどのリファラーを使用するかを示します。

HTMLIFrameElement.sandbox

DOMTokenList で HTML の sandbox 属性を反映し、ネストされたコンテンツの動作に特別な制限を加えることを示します。

HTMLIFrameElement.scrolling 非推奨

文字列で、ブラウザーがフレームにスクロールバーを提供すべきかどうかを示します。

HTMLIFrameElement.src

文字列で HTML の src 属性を反映し、埋め込むコンテンツのアドレスが入ります。プログラムから <iframe> の src 属性を削除すると(例えば Element.removeAttribute() によって)、 Firefox (バージョン65以降)、 Chromium ベースのブラウザー、および Safari/iOS ではフレーム内に about:blank が読み込まれることに注意してください。

HTMLIFrameElement.srcdoc

文字列で、フレームに表示する内容を表します。

HTMLIFrameElement.width (en-US)

文字列で、 HTML の width 属性を反映し、フレームの幅を表します。

インスタンスメソッド

固有のメソッドはありません。親である HTMLElement から継承したメソッドがあります。

仕様書

Specification
HTML Standard
# htmliframeelement

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報

  • このインターフェイスを実装している HTML 要素: <iframe>