Object.isFrozen()

Object.isFrozen() はオブジェクトが凍結されているかどうかを判定します。

構文

Object.isFrozen(obj)

引数

obj
確認したいオブジェクトです。

返値

与えられたオブジェクトが凍結されているかどうかを示す Boolean

解説

オブジェクトが拡張可能ではなく、すべてのプロパティは設定変更不可であり、そしてすべてのデータプロパティ (これはゲッターやセッターコンポーネントを持つアクセサプロパティではないものを指します) が書き込み不可である場合に、凍結されているとなります。

Object.isFrozen の使用

// 新しいオブジェクトは拡張可能であるので、凍結されていません
Object.isFrozen({}); // === false

// 拡張可能ではない空のオブジェクトは、他に何もしなくても
// 凍結されています
var vacuouslyFrozen = Object.preventExtensions({});
Object.isFrozen(vacuouslyFrozen); // === true

// プロパティをひとつ持つ新しいオブジェクトも拡張可能であり、
// それゆえ凍結されていません
var oneProp = { p: 42 };
Object.isFrozen(oneProp); // === false

// オブジェクトを拡張不可にしても、それは凍結されません
// なぜなら、まだプロパティが設定変更可能
// (かつ書き込み可能) であるからです
Object.preventExtensions(oneProp);
Object.isFrozen(oneProp); // === false

// ...しかしプロパティを削除すると、そのオブジェクトは
// 他に何もしなくても凍結されます
delete oneProp.p;
Object.isFrozen(oneProp); // === true

// 書き込み不可であるが設定変更可能なプロパティを持つ、
// 拡張不可のオブジェクトは、凍結されていません
var nonWritable = { e: 'plep' };
Object.preventExtensions(nonWritable);
Object.defineProperty(nonWritable, 'e', {
  writable: false
}); // 書き込み不可にします
Object.isFrozen(nonWritable); // === false

// プロパティを設定変更不可にすると、
// オブジェクトは凍結されます
Object.defineProperty(nonWritable, 'e', {
  configurable: false
}); // 設定変更不可にします
Object.isFrozen(nonWritable); // === true

// 設定変更不可であるが書き込み可能なプロパティを持つ、
// 拡張不可のオブジェクトは、やはり凍結されていません
var nonConfigurable = { release: 'the kraken!' };
Object.preventExtensions(nonConfigurable);
Object.defineProperty(nonConfigurable, 'release', {
  configurable: false
});
Object.isFrozen(nonConfigurable); // === false

// プロパティを書き込み不可にすると、オブジェクトは
// 凍結されます
Object.defineProperty(nonConfigurable, 'release', {
  writable: false
});
Object.isFrozen(nonConfigurable); // === true

// 設定変更可能なアクセサープロパティを持つ拡張不可の
// オブジェクトは、凍結されていません
var accessor = { get food() { return 'yum'; } };
Object.preventExtensions(accessor);
Object.isFrozen(accessor); // === false

// ...しかしプロパティを設定変更不可にすると、
// オブジェクトは凍結されます
Object.defineProperty(accessor, 'food', {
  configurable: false
});
Object.isFrozen(accessor); // === true

// なお、オブジェクトを凍結するもっとも簡単な方法は、
// Object.freeze を呼び出すことです
var frozen = { 1: 81 };
Object.isFrozen(frozen); // === false
Object.freeze(frozen);
Object.isFrozen(frozen); // === true

// 定義によると、凍結されたオブジェクトは拡張不可です
Object.isExtensible(frozen); // === false

// また、凍結されたオブジェクトは封印されています
Object.isSealed(frozen); // === true

オブジェクト以外の型強制

ES5 では、このメソッドの引数がオブジェクトではない場合 (プリミティブの場合)、 TypeError が発生します。 ES2015 以降では、オブジェクトでない引数は、それが凍結された通常のオブジェクトであるかのように扱われ、単に true を返します。

Object.isFrozen(1);
// TypeError: 1 is not an object (ES5 code)

Object.isFrozen(1);
// true                          (ES2015 code)

仕様書

仕様書
ECMAScript (ECMA-262)
Object.isFrozen の定義

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報