Window.innerHeight

innerHeightWindow インターフェイスの読み取り専用プロパティで、ウィンドウの内部の高さをピクセル単位で返します。水平スクロールバーがあれば、その高さを含みます。

innerHeight の値はウィンドウのレイアウトビューポート (en-US)の高さから取られます。幅は innerWidth プロパティを使用して取ることができます。

整数値で、ウィンドウのレイアウトビューポートの高さをピクセル単位で示します。このプロパティは読み取り専用で、既定値はありません。

ウィンドウの幅を変更するには、 resizeTo()resizeBy() などの寸法変更メソッドの一つを呼び出してください。

使用上の注意

ウィンドウから水平スクロールバーや境界を引いた高さを取得するには、ルートの <html> 要素の clientHeight プロパティを代わりに使用してください。

innerHeight および innerWidth はすべてのウィンドウと、ウィンドウのように動作するすべてのオブジェクト、例えばタブやフレームで利用できます。

フレームセットの想定

js
console.log(window.innerHeight); // または

console.log(self.innerHeight);
// フレームセット内にあるフレームのビューポートの高さを返します

console.log(parent.innerHeight);
// 最も近いフレームセットのビューポートの高さを返します

console.log(top.innerHeight);
// もっとも外側のフレームセットのビューポートの高さを返します

ウィンドウの寸法を変更するには、 window.resizeBy()window.resizeTo() を参照してください。

ウィンドウの外形の高さ、すなわちブラウザーウィンドウ全体の高さを取得するには、 window.outerHeight を参照してください。

図の例

以下の図は outerHeightinnerHeight の違いを示しています。

innerHeight と outerHeight の説明

デモ

HTML

html
<p>
  ブラウザーウィンドウの大きさを変更すると
  <code>resize</code> イベントが発生します。
</p>
<p>ウィンドウの高さ: <span id="height"></span></p>
<p>ウィンドウの幅: <span id="width"></span></p>

JavaScript

js
const heightOutput = document.querySelector("#height");
const widthOutput = document.querySelector("#width");

function resizeListener() {
  heightOutput.textContent = window.innerHeight;
  widthOutput.textContent = window.innerWidth;
}

window.addEventListener("resize", resizeListener);

結果

仕様書

Specification
CSSOM View Module
# dom-window-innerheight

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報