<meta>: メタデータ要素

<meta>HTML の要素で、メタデータを表します。これは、他のメタ関連要素 (<base>, <link>, <script>, <style>, <title>) で表すことができないものを表します。

コンテンツカテゴリー メタデータコンテンツitemprop 属性がある場合はフローコンテンツ記述コンテンツ
許可されている内容 なし。これは空要素です。
タグの省略 空要素であるため開始タグは必須であり、終了タグは置いてはいけません。
許可されている親要素
許可されている ARIA ロール 対応するロールなし
許可されている ARIA ロール 許可されている role なし
DOM インターフェイス HTMLMetaElement

<meta> 要素で提供されるメタデータの型は、以下のいずれかになります。

  • name 属性が設定されている場合、<meta> 要素は 文書レベルメタデータ を提供し、ページ全体に適用されます。
  • http-equiv 属性が設定されている場合、 <meta> 要素は プラグマディレクティブ であり、同様の名前の HTTP ヘッダーによって与えられるものと同等の情報を提供します。
  • charset 属性が設定されている場合、 <meta> 要素は 文字セット宣言 であり、文書がどの文字エンコーディングでエンコードされているかを指定します。
  • itemprop 属性が設定されている場合、<meta> 要素は ユーザー定義のメタデータ を提供します。

属性

この要素にはグローバル属性があります。

メモ: name 属性は <meta> 要素において特別な意味を持ちます。また、itemprop 属性は、<meta> 要素にすでに name, http-equiv, charset のいずれかがある場合は設定してはいけません。

charset

この属性は、文書の文字エンコーディングを宣言します。この属性が存在する場合、その値は大文字小文字の区別なく "utf-8" という ASCII 文字列と一致する必要があります。UTF-8 が HTML5 文書で唯一の有効なエンコーディングだからです。文字エンコーディングを宣言する <meta> 要素は、文書の最初の 1024 バイトの中に完全に収まっている必要があります。

content

この属性は状況に応じて、http-equiv 属性または name 属性に関連付けられた値を持ちます。

http-equiv

プラグマディレクティブを定義します。属性名が http-equiv(alent) なのは、利用できる値のすべてが特定の HTTP ヘッダーの名前だからです。

  • content-security-policy この値により、ページ作者がページのコンテンツポリシーを定義できます。いくつかの例外を除き、ポリシーはサーバーオリジンやスクリプトのエンドポイントの指定に関与します。これは、クロスサイトスクリプティング攻撃の対策になります。
  • content-type 文書の MIME タイプを宣言するもので、後に文字エンコーディングの定義が続きます。指定された場合、 content 属性には "text/html; charset=utf-8" 設定しなければなりません。これは <meta> 要素に charset 属性を指定した場合と同じであり、文書内の位置の制約も同様になります。 メモ: text/htmlで提供される文書でのみ使用することができます - XML MIME型で提供される文書では使用できません。
  • default-style

既定の CSS スタイルシートセットの名前を設定します。

name

name 属性と content 属性を一緒に使用すると、文書のメタデータを名前と値のペアで提供することができます。 name 属性はメタデータの名前、 content 属性がその値を指定します。

HTML 仕様書で定義されている標準的なメタデータ名のセットについては、標準メタデータ名を参照してください。

html
<meta charset="utf-8" />

<!-- 3 秒後にページをリダイレクト -->
<meta http-equiv="refresh" content="3;url=https://www.mozilla.org" />

仕様書

Specification
HTML Standard
# the-meta-element

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報