<xmp>
廃止
この機能は廃止されました。まだいくつかのブラウザーで動作するかもしれませんが、いつ削除されてもおかしくないので、使わないようにしましょう。
概要
xmp (Example) 要素 (<xmp>
) は、その開始タグから終了タグまでの間の HTML タグを HTML として解釈せず、等幅フォントでレンダリングします。HTML2 はこれが 1 行当たり 80 文字を表示するのに充分な幅でレンダリングするよう推奨しています。
注意:この要素は使用しないで下さい
- HTML3.2 から非推奨要素となっており、また一貫した実装も存在しません。そして HTML5 仕様からは完全に削除されています。
- 改行コードの反映など、同等のレンダリングのためには
<pre>
要素、「コードの表示」というセマンティクスを表す意図であれば<code>
要素で実現可能です。それらを使用する場合、HTML タグとして解釈されないように 「<
」は「<
」、「>
」は「>
」というようにエスケープして記述する必要があります。 - 等幅フォントでの表示は CSS の
font-family
プロパティを使用し、値としてmonospace
を指定することで実現可能です。
属性
この要素は、すべての要素が持つ グローバル属性 以外の属性を持ちません。
DOM インターフェイス
この要素は HTMLElement
インターフェイスを実装しています。
実装メモ: Gecko 1.9.2 まで(Firefox)はこの要素に対しHTMLSpanElement
を実装しています。
ブラウザー実装状況
BCD tables only load in the browser
関連情報
- 代替となり得る要素:
<pre>
要素、<code>
要素 <xmp>
とほぼ同等の<plaintext>
要素と<listing>
要素も廃止となっています。