<plaintext>: プレーンテキスト要素 (非推奨)
廃止
この機能は廃止されました。まだいくつかのブラウザーで動作するかもしれませんが、いつ削除されてもおかしくないので、使わないようにしましょう。
プレーンテキスト要素 (<plaintext>
) は、開始タグ以降のすべてを生のテキストとして表示し、それ以降の HTML を無視します。開始タグ以降は全て生のテキスト扱いになるので、終了タグはありません。
メモ: この要素は使用しないで下さい。
<plaintext>
は HTML 2 より非推奨となっており、全てのブラウザーが実装しているわけではありません。実装しているブラウザーでも、一貫していません。<plaintext>
は HTML 5 で廃止されています。この要素を受け付けるブラウザーは<pre>
要素と同様に扱い、内部の HTML を解釈する場合もあります。<plaintext>
要素が (<head>
などの非表示の要素を除いて) ページの最初の要素になるのであれば、 HTML は使用しないでください。代わりに、テキストファイルをtext/plain
の MIME タイプ (en-US)で送信するようにしてください。- この要素を使用する代わりに、
<pre>
要素か、意味的に適切であれば (インラインテキスト向けの)<code>
要素を使用してください。その際、コンテンツの中身がうっかり HTML として解釈されないように、<
,>
,&
の各文字をエスケープしてください。 - 等幅フォントは、 HTML 要素に CSS の
font-family
スタイルをmonospace
にすることで適用することができます。
属性
この要素は、全ての要素が持つグローバル属性以外の属性を持ちません。
DOM インタフェース
この要素は HTMLElement
インタフェースを提供します。
実装メモ: Gecko 1.9.2 以前では、 Firefox はこの要素に HTMLSpanElement
インタフェースを実装しています。
ブラウザーの対応
BCD tables only load in the browser
このページの互換性一覧表は構造化データから生成されます。データに協力したいのであれば、 https://github.com/mdn/browser-compat-data をチェックアウトしてプルリクエストを送信してください。
関連情報
<pre>
及び<code>
要素を代わりに使用してください。<plaintext>
とほぼ同等の<listing>
と<xmp>
も廃止されています。