:fullscreen

:fullscreenCSS擬似クラスで、現在全画面モードにあるすべての要素に一致します。複数の要素が全画面モードにある場合は、それらすべてを選択します。

構文

:fullscreen

使用上のメモ

:fullscreen 擬似クラスにより、要素が全画面と従来の表示の間を行き来した場合に、コンテンツの寸法、スタイル、レイアウトをスタイルシートで自動的に調整することができます。

この例では、文書が全画面モードであるかどうかによってボタンの色が変化します。これは JavaScript でスタイルの変更を適用せずに行われます。

HTML

ページの HTML は次のようなものです。

html
<h1>MDN Web Docs Demo: :fullscreen pseudo-class</h1>

<p>
  This demo uses the <code>:fullscreen</code> pseudo-class to automatically
  change the style of a button used to toggle full-screen mode on and off,
  entirely using CSS.
</p>

<button id="fs-toggle">Toggle Fullscreen</button>

"fs-toggle" の ID を持った <button> が、文書が全画面モードであるかどうかによって淡い赤と淡い緑の間で変化します。

CSS

魔法は CSS で起こります。ここでは二つの規則があります。最初のものは要素が全画面状態でない場合に「Toggle Full-screen Mode」ボタンの色の背景を設定します。鍵になるのは :not(:fullscreen) を使用していることで、 :fullscreen 擬似クラスが適用されない要素を探します。

css
#fs-toggle:not(:fullscreen) {
  background-color: #afa;
}

文書が全画面モードになっている場合、代わりに次の CSS が適用され、背景色に淡い赤の影を設定します。

css
#fs-toggle:fullscreen {
  background-color: #faa;
}

仕様書

Specification
Fullscreen API Standard
# :fullscreen-pseudo-class

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報